
今現在、音楽教室って少し減少傾向にあるんですよね。
子供の人数がそもそも少なくなってきてるので、私が勤務していた頃も初年度の発表会のプログラムの厚さと、最後に迎えた発表会のプログラムの厚さは
目で見てとれるくらい薄く、発表会の日数も少なく構成されていました。
さて、音楽教室は有名どころの会社運営の音楽教室や、個人の先生(一個人で、先生の自宅等でピアノ教室を運営している場合)の二つがよくある教室だと思います。
音楽教室はまず、入会金があり、年齢別、コース別の教材があり”教室の名前が入ったカバン”とセットになっていて
それを購入します。
どこの音楽教室もそうかと思いますが、入会金、教材カバンセット代金、初月のお月謝前払いののち、口座振替という流れになっていると思います。
個人の先生はというと、私の経験上ですがまず入会金はないものと記憶しています。
カバンの指定ももちろんないですので。教材の代金と初月のお月謝のお支払いののち、毎月最初のレッスンでその月のお月謝のお支払いの流れだと思います。
さてここで、音楽教室と個人の先生のそれぞれのメリットをご紹介していきます
音楽教室こんな方におすすめ
- ☆色々やってみたい☆グループレッスン、ピアノ、電子オルガン等のカリキュラムが豊富
- ☆近くで気軽に始めたい☆音楽教室は大抵は全国どこでもあるので、引っ越しがあっても大丈夫
- ☆腕試しもしてみたい☆コンクールや、ピアノグレードテスト等そのつど紹介してくれる
- ☆家は電子だけど、たまにはピアノをさわりたい☆音楽教室はピアノの個室レンタルサービスがある(有料要確認)
個人の先生こんな方におすすめ
- ☆のんびりやってみたい☆音楽教室は特に子供用は教材カリキュラムが決まっているので、その方向のレッスンが大半。個人の先生だと、一人ひとりにあったレッスン方法でやってもらえる。
- ☆初期投資を出来るだけ少なくしたい☆個人の先生のレッスン料金設定は、本当にその先生によって様々です。中には「え?こんなに安くていいの?」と言う先生も。まずは色々調べてみてください。
- ☆先生が家に来てくれたら楽なんだけど☆個人の先生は結構出張レッスンやってくれるところが多いかと思います。今はオンラインで対応してくれる先生もいますので、チェックしてみてください。
- ☆発表会やコンクール人前は恥ずかしい☆音楽教室はほぼ強制参加ですが、個人の先生なら事情を話せば免除の先生もいます。


では、どこから先生を見つけたら?
音楽教室は、それぞれの音楽教室のサイトへアクセスして
家の近くの教室を探して、体験レッスンを申し込むのがいいでしょう。
個人の先生に関しては”ピアノ講師検索”と検索をかけると、たくさん出てきます。
個人の先生の目安はと言うと、こればかりは相性があるので”必ずこういう先生じゃないと!!!”とは絶対に言えないのです。
ただ、目的別に見てみると
まずは先生の経歴をみるといいかと思います。

まず、子供にどこを求めるかで、先生を絞ってみましょう。
私は二歳児クラスからグループを担当していました。二歳児はママと一緒です☆
三歳のグループから親は見学のみ、または見学しなくても大丈夫になっていました。
上は80歳すぎの方まで様々な生徒さんを受け持っていました。だいたい一クラスぶんくらいの生徒数がいました。
みなさん、始めるにあたって必ずと言っていいほど聞かれることが「ピアノは必要ですか?」です。
究極論を言えば、必要ではないです。
音楽教室に所属していた時は、ピアノを購入していただく流れになっているので「必要ではありません」なんて口が裂けても言えませんでした(笑)
ただ、必要ないとは大物のピアノである事です。
楽器がないのが良いのでは決してありません。
私のレッスンの場合ですが、子供は必ずレッスン最初は歌を歌います。
とにかく、まず歌をたくさん聞いて歌って”耳”を育てるんです。
教室で歌った歌は、必ずといっていいほど家でも歌います。色んな子供たちを見てきましたが
歌をいっぱい歌った子供たちは「音楽そのものが好きになります」
その歌にあわせて、体を動かす子もいるでしょう。その歌にあわせてピアノで音をだしてみる子もいるでしょう。
まずはその入り口に立つ事から始めると、子供もどんどん興味を持っていくはずです。
なので、音がでる電子ピアノは最小限家にあったほうがいいです。もちろん、ご家庭で様々な事情があるかと思いますので
ヘッドフォン付きなど、コンパクトなものなどでも構いませんので、ピアノ習う予定がある方はご用意する方向で考えてください。
必ず注意してもらいたい事は
どんなに小さな電子ピアノであっても必ず鍵盤が88鍵あるものを選んでください!!
ピアノは鍵盤の数が白黒あわせて88鍵あります。


音楽に限らず、語学学習でも歌って使えるんです☆
皆さんも小さいころによく歌った歌、覚えていませんか?
みんな耳から音を覚えていくんです。当たり前に日本語を話せるのも、周りがたくさんお話しをしてくれたから
耳にはいってきてくれて、日本語が話せるんです。歌ならなおさら耳に残りやすいですよね。
耳と目って結構つながっていて、動画を見せながらの曲を聴くと、どうしても目が優先になってしまうので
なかなか耳にのこりにくくなってしまいます。
少し音量下げて、聞こえるなーくらいの音量で曲だけをかけ流しするほうがとても効率よく耳にのこりますよ。
耳が育てば、ピアノを弾く事もぐっと楽しくなります。
子供にピアノを習わせたいと思っているママたちへ、一度体験にいかれてみてはいかがでしょう。
良い先生に出会えるのが一番なので、なんこか複数体験することをおすすめします。
